監査手続のいろは「人件費」
人件費は、新人から2年目に担当する機会が多い科目となります。この科目は、大きなエラーが見つかることはほとんどないですが、それなりにやりごたえのある科目です。 以前は、ペイロールテストといって、サンプルとなる人員を抽出して、抽出された人員の就業時間数の管理から、社会保険の算定、給与の支払い、仕訳記帳までの流れが適切に行われているかを確認する手続きが要となっていましたが、最近はペイロールテストという用語を知らない会計士も増えるくらい廃れた手続きとなったようにも思いますが、