監査手続のいろは「現預金」

前回、監査は科目単位で分担が決められるという話をしましたが、今回は、現預金の監査手続きの詳細についてのお話になります。 現預金は、残高について評価という話がありません。そのため、現金は、期末残高の実査を行い、預金は、期末残高について確認状による確認という手続きを実施します。現預金は、実査調書や確認状との突合を行えば、概ね監査手続きが完了するので、ある意味非常にシンプルで新人が一番最初に担当する科目になります。